2012年1月31日 (火)

政界再編か?

 今の時勢では、総選挙を早くと希望している人も多いのではないかと思います。自民党でパーティがあると、総裁の谷垣さんよりも、石破さん、安倍さんのところに輪ができるらしいですね。つまり自民党議員は谷垣さんでは戦えないとみているようです。

  野田さんが、自民党を揶揄するのに「書いていることは一切やらない。書いていないことをやっている」という動画が40万も再生されています。(詳細⇒2012年1月28日 (土)野田首相のブーメラン発言

 結局、小泉さんの黄金のマニュフェストであった「改革を止めるな、郵政民営化すれば、小さな政府、少子化対策、地方財政が潤い安全保障、年金・医療、外交も良くなる」は大嘘でした。政策なんて信じられません。するとどういうもので選ぶか、やっぱりキャラクターですね。4月には小沢裁判の結論が出ます。小沢さんはそれまでも、もうダメだと思っても不死鳥のように蘇ると言われます。私は小沢さんは松本清張が描く悪漢で同じ手法で登り詰めるが、転落に向かうと全て裏目になって落ちていくパターンではないのかと書きました(2010年2月19日 (金)日米安保50周年を考える22 に詳細)

 小沢問題は財務省の下部組織の国税局が査察に入るのが一番いい解決方法だと思うのですが、上場して6年のライブドアにはいきなり特捜(東京地検特別捜査本部)が入りましたが、小沢さんのところには入りません。という事は小沢さんにも何か隠し球があるんでしょうかね。仮に4月に有罪判決が出ると、民主党は小沢さんを追い出します。プライドの小沢さんが一人で野に下りますかねえという問題があります。

 その場合、小沢 VS  石原という構図になるんじゃないでしょうかね。石原陣営の平沼さん、亀井さん、自民党から御子息の伸晃さん。石破さん、安倍さん、小池百合子さん。知事クラスでは橋下さん、森田さんが同志、或いはグループとしていますが、小沢さんは、これといった人が思い浮かびません。それ以前は自称水戸黄門を名乗る人がいましたけど、この人、民主党ですからね。つまり同じグループでなくて集まる人という意味なんですが、民主党は誰が考えても大惨敗になりますが自民党は在野を含めて今がチャンスという事になると、石原新党に入党希望する人は民主党の方が多いのではないでしょうか。

 しかし平沼さんは「小沢閥の人はいれない」と言っているようです。それがいいのかどうかわかりませんが、私は多いに小沢閥でも定員、人員枠があればとればいいと思いますね。組織なんてトップでどのようにも変わりますから。小泉さんがたったひとつ良いことをした。それは自ら辞めた事です。しかし小沢さんはその気がありません、それなら小沢閥を実力で取り入れて解体する方がわかりやすくなると思いますが……

「石原新党」で極秘会談 政界再編で「風雲急」(12/01/27)
http://www.youtube.com/watch?v=ry3-Jq_gRkI

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2012年1月30日 (月)

TPPと軽自動車

  やっぱりねと思ったのが、軽自動車の問題です。アメリカという国は分かり易い。農業の前に軽自動車がクローズアップされました。つまりアメリカは日本の軽自動車をいれたくない。日本よ、逆にアメリカの車を買えという事です。つまり分かり易く、てっとばやく、二秒で分かるようにいえば『アメリカがルールブックなのじゃ』ということなのであります。

  小さい車と大きな車、どっちが作るのに楽か。それは大きな車です。軽自動車は日本だからこそ出来る技術なのであります。
「日本の『軽自動車』は不合理・廃止せよ」というのを日本は青天の霹靂で聞いたことでしょう。これは米通商代表部(USTR)が日本のTPP参加に関して、米自動車政策会議(AAPC・ビッグスリー)の意見を述べたものでありました。米自動車大手3社(ビッグスリー)は、オバマ政権に近い事で有名です。ですが、この大問題ニュースを読売新聞の朝刊、夕刊には一言も触れられていないとのこと。もしかすると軽自動車の税そのものもなくなって普通の自動車税と同じになるかもしれません。

 軽の優遇措置が廃止されれば、軽自動車は当然売れなくなります。スズキ、ダイハツはどうなるでしょうか。これがTPPです。アメリカは日本の国土の25倍です。これだけで分かるように、日本は道路が狭い。故に国益の為にも軽自動車はかかせません。日本の道路でアメ車なんて迷惑千万です。しかしアメリカはアメ車をかえといってくるわけです。それはとっくに分かっていましたが、もうTPPの本質がみえてきました。

 日本も全て左ハンドルにしろ、道路はマイル標記にしろ。免許証もアメリカでも日本でも直ぐに乗せてやるぞなんていってくる日も案外近いかもしれません。

「日本の軽自動車規格の廃止を」TPPで米3社が主張(12/01/15)

http://www.youtube.com/watch?v=y8esnTfoat0

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2012年1月29日 (日)

知的生活

渡部昇一さんの「新・知的生活の方法 ものを考える人考えない人」を読んでいます。

Photo

チャールズ・ダーウィンは「人間にとって重要なのは頭のよさよりも心の態度である」といったといいます。つまり、価値ある人生を送る為に本当に必要なのは学問の世界でいう頭のよさではなく、真剣にものを考え一事専心する態度であると渡部昇一さんは言います。

 そのダーウィンは小さい時は勉強ができなくて才気煥発で賢い妹の方が息子だったら良かったのにと親から言われて育ったとか。しかし、ダーウィンは自分が興味を持ったことは納得するまで追求するという粘り強さをもっていました。そして、最終的にはあの生物の進化思想と自然淘汰説を明かにした『種の起源』という大変な学問的成果を遺したとあります。それまでの人間の価値観を覆すほどの偉大な業績であったと。

 ダーウィンといえば「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物である」が有名です。哲学者ベーコンは勉学について「読書は充実した人間を作り、会話は機転の利く人間を作り、書く事は正確な人間を作る」といったと紹介されていましたが、自分が言った事も忘れている方が中央にいらっしゃる訳でして、(詳細⇒2012年1月28日 (土)野田首相のブーメラン発言)『先ず隗より始めよ』で、中央が知的にならないとねぇと溜息が出ます。

http://www.youtube.com/watch?v=meC0r6gXXas&feature=relmfu

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2012年1月28日 (土)

野田首相のブーメラン発言

http://www.youtube.com/watch?v=rPIaqZKEPhQ&feature=youtube_gdata
【国民愚弄】野田首相のブーメランと読売新聞の増税扇動[桜H24/1/26]

  いやあ映像の世紀だけは進歩しています。野田さんは自分がいっている事を忘れていたんでしょうか。でも自分が街頭でいっていた事を忘れているとしたらアルツハイマーですからね、忘れる筈がありません。ビデオに録られていることをしらなかったんでしょうね。

  これYouTubeでアップされています。元々、下記動画がネットで話題になりテレビでも取り上げられたそうです。

 【必見】野田佳彦の超特大ブーメラン発言
http://www.youtube.com/watch?v=THkY0BZqwjE

今、再生回数が約2万回です。是非、クリックしてカウント上げて下さい。だってそれしか国民はできないんですから。

水島社長曰く日本は世界一の経済大国です。二六〇兆も世界に貸している。その内一〇〇兆はアメリカの国債をかっている。そこで、その債権証書を日銀にあげてしまう。そして日銀は一〇〇兆を担保に一〇〇兆円を刷る。そして公共事業で放出する。すると円高が円安に向かう。日銀は一〇〇兆円を日銀の裁量で売ればいいわけです。きっと絶妙のタイミングで売ってくださるんじゃないんですか、だって、どなたさんもこなたさんも何もしないで年俸四千万が保証されているような優秀頭脳集団ですからね。

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2012年1月27日 (金)

単式簿記と複式簿記

http://www.youtube.com/watch?v=F4zB31GCuQQ&feature=youtube_gdata
【増税誘導】IMFは路線転換、増税よりGDPの拡大が先[桜H24/1/25]

いやあ、魚は頭から腐るといわれますが、中央が腐るとマスメディアも狂ってきます。都知事の石原さんが記者団に「君達、財務諸表を知っているか?」と聞いたら誰も手を上げなかったといいます。財務諸表とはバランスシートといわれるB/S貸借対照表、P/L損益計算書、C/Fキャシュフロー計算書の三つです。経済も経営も基礎は簿記です。しかし簿記を勉強しないと聞いたことはあるけど良く分からないという事になります。

私の小説では、こう書いています。↓

「発生主義、複式簿記、そして貸借対照表、損益計算書それとキャッシュフロー計算書ですが、日本は大福帳で、これは僕に言わせると性善説なんです。帳簿操作なんてしないという前提ね。ところが複式簿記は性悪説です。人は嘘をかいてでも税金をごまかしたい。そこで徹底的に嘘がつけない帳簿を考えた。それが複式簿記です。東京都知事は東京都が赤字で財政再建団に入る直前だったのを黒字にしましたが、その根幹は経営の乱れは経理の乱れと言われているように石原都知事は本来は一橋大学に入って公認会計士を目指していたけど簿記が苦手で半年で投げてしまった。その若いときの挫折が活きて複式簿記で東京都を再出発させようとした事にあるんだ」と進が言った。真澄が

「それが良かったんだ」
「そうですね。『きちがいに刃物』という慣用句があるけど、僕は『公務員に金』だと思う。彼らに対しては性悪説で望む複式簿記が適切だったんだと思う。赤字府政の大阪も東京都を見習い発生主義の複式簿記を採用しだしたというし」
「なるほど、でも簿記を性悪論で語る人っているのかしら」   
「さぁどうだろう。僕はそう捉えているんだけど」と進は屈託なく笑ってみせた。

  昔、“読み・書き・算盤”と言いましたが、私は簿記教育を取り入れるべきだと思いますね。だって直接、国力に係わってきます。動画に出ている三橋貴明さんは中小企業診断士です。財務諸表から今後の戦略を考えます。それで2チャンネルで経済談義に三橋理論を展開していたら脚光を浴びてメジャーになっていきました。

 見ている景色が同じでも、さばく刀がきれなければ仕訳はできません。早期簿記教育。これからは重要だと思っています。

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2012年1月26日 (木)

表と裏

  文豪、孤高の作家、松本清張は36歳の時、兵隊さんをやっていました。太宰治と同い年でした。太宰は38歳で愛人と入水自殺をします。清張はその4年後の42歳で作家デビュー。その後は休み無しに死ぬまで書き続けました。この前、「(芥川賞を)貰っといてやる」といった田中さんも(詳細は⇒2012年1月21日 (土)芥川賞 )毎日、書き続けているといいます。

 思うに清張作品でハハハと笑う場面あまりないですよね。もっというと一切ユーモアがありません。私は、思わず噴き出すようなシーンがあって、その後、涙でも出てきたら最高だなと思っています。弟の友達が菅直人を「カンチョクト」と読んだら妙にウケてしまって、それ以降「カンチョクト」で通っているといいます。まあ、朝鮮好きですからね、「カン・チョクト」なんて実にピッタリで、どこかで使えないかななんて思っています。

 ちなみ弟の社会科の先生は(詳細は2011年11月27日 (日)円高について)CO2や環境問題についての授業の時に「京都議定書でアメリカはそっぽを向き、中国は発展途上なので入らないといって全然環境問題は改善されないから日本は進んでやった方がいい。日本は自分の国の事だけじゃなく世界の事を考えなくちゃいけない」といったそうですが、大体CO2削減や地球温暖化自体が嘘じゃないかと言われるなか、賢い米中は上手く逃げたと私は捉えていますけどね。

http://www.youtube.com/watch?v=Y6zPN-3dE1A&feature=related
中島らも 桂枝雀 明るい悩み相談室 対談

つい笑いがこみ上げますけど中島さんは52歳で、枝雀さんは自殺で亡くなっています。
「語らざれば憂いなきに似たり」
人間は裏表のある生き物だとしみじみ思います。

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2012年1月25日 (水)

南北の共通点

  ゼロは幾つ集まってもゼロ、しかし頂点に1が座ると×1億人で1億にもなるし逆にマイナスが乗れば×1億人で-1億にもなると、このブログではかいています。

  それが如実に分かるのが隣国の朝鮮です。朝鮮は北朝鮮と南朝鮮に分かれ南は大韓民国、通称韓国といいます。双方同胞なのに反目し在っている。しかし共通項がある。それが反日です。唯一、反日だけで両国は意思疎通が図れます。従って反日が是正され親日になることはありません。日本が台湾と韓国に対した姿勢に変化はありません。それはそうです。台湾人には優しく韓国にはその反対などいう政策はとりようもありません。しかし台湾は親日です。それは比較対象がリアルだからです。つまり中国と日本どっちがいいかという事です。台湾が中国の福建省だ四川省だのと同じく23番目の中国台湾省になれば24番目は当然、中国日本省を考えてくるでしょう。従って台湾の中国化は最悪、蒙古襲来再びとなります。

 北朝鮮の金正恩氏は20年前に「金王朝」の料理人だった藤本と名乗る人が各種メディアで取り上げられていて“頭の切れる人物だ”というのですが、20年もたったら人間変わります。それはそうでしょう。毎日3時間勉強した人と遊び惚けた人、同じ人間でもかわるというものです。日本人はどこかで南北朝鮮統一はあると思っている訳ですが、しかし実際はかなり難しいのではないでしょうか。この問題、根が深いんですね。南北朝鮮の共通項で仲良くなるには日本が悪者であり続けるという事を意味するわけなのでございます。

 北の小1の教科書では「児童団員が日本の奴等に講義するビラを16枚居っていました。9枚は日本人巡査の奴等の家に張り、残りは地主の家に何枚ありますか」というもので勉強しています。これが変わるのは容易じゃありません。人間の頭は一度○を出すと×に簡単には移行できません。その反対に×も○にはなりません。今だって小泉待望論がある。小沢さんがなんとかしてくれると信じている人はいます。

 それが産まれてから憎むべき日本人と教えられて仮に韓国偉人が日本は○として、しかし北は×としたらジグソーパズルが合わなくなってしまう訳です。したがって、日本が悪者になることで接着剤になり続けますかということになります。繰り返しますが、台湾と韓国に接した態度は民間レベルでは全く同じです。分け隔てして付き合えといわれたら、それこそ分からなくなるというものです。

  ところで櫻井よしこさん。どうしてそんなに野田政権よいしょなのでしょうか。日本と韓国が手を握ることをいったりTPP賛成を打ちだしたりと私には真意が分かりません。隣でも長年付き合って、もう70年以上も付き合って上手くいかなければ、冠婚葬祭程度にする事の方がいいと思いますね。韓国より台湾。中国よりインドに舵を取る方がよほど国益に繋がるんじゃないでしょうか。

寒いですから暖かくなるように↓
http://www.youtube.com/watch?v=orwtAf97Lmk&feature=results_main&playnext=1&list=PLFF4E287F156C14E3


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2012年1月24日 (火)

40年前から進歩していない学生運動政権

  事実は小説よりも奇なりといいます。

喜劇王・チャップリンは『人生はアップで見ると悲劇だがロングショットではコメディだ』といったといいます。つい、そんな事を強く感じたのが初代の内閣官房内閣安全保障室長を勤めた佐々さん(2012年1月19日 (木)日本の警察に詳細)と高校歴史教科書問題で華北に進出⇒侵略との記述はなかったと証明した渡部昇一さん(2009年3月12日 (木)サンデープロジェクトをみて⑭に詳細)の対談 「国家の実力」 という本でした。

Photo

 菅・仙石コンビといえば尖閣問題ですが尖閣問題も東日本大震災も時代が人を呼ぶのか、人が時代を呼ぶものなのかと考えさせられます。

 “菅政権とは”と問われたら私は迷ず
「伊達直人(タイガーマスク)は施設にランドセルを送る。菅直人はランドセール(売国奴)する」といいますね。

  下記のような件があります。

40年前から進歩していない学生運動政権

渡辺 彼らは学生運動以来、あんまり進歩していないんじゃないかと思う。進歩しないままに政権をとってしまったから、それでいいと思っている。

佐々 進歩していないことを如実に表したのが福島第一原発の危機管理です。電源が失われて冷却装置が使えず、原子炉が過熱してきたから早急に注水をして冷やさなくてはいけない、と。そして誰でも放水という事を考えます。問題はその手順の選択の優先順位なんです。あそこで最初に警視庁第一機動隊の高圧放水車を持ってきたでしょう。あれを聞いたとき なんという古い知識なんだろうと思いました。 先生は経験者だから御存知でしょうけれど、学生運動が燃え上がっていた昭和四十三の暮れに放水車を予備費でなんとかお願いしますと大蔵省に陳情したんです。それで新鋭の高圧放水車を2~3台調達して東大の安田講堂攻めをやった。ところがベニア板で窓をふさいであって、放水しても跳ね返されちゃう。あれは城攻めにはあまり役に立たなかったんです。その代わり水兵に操作して少し加減した水圧デモ達の足下を狙って打つとたちまちひっくり返る。きっと菅さんも仙石さんもなぎ倒された経験があるんじゃないでしょうか(笑)その時の記憶があるからか、いきなり警視庁第一機動隊の高圧放水車を指名してきた あの人たちの記憶は昭和四十四年一月でとまっているんです。

渡辺 面白い(笑)。当事者だけが知る話ですね。

佐々 最初に聞いたときは吹き出しちゃいましたよ。それに高圧放水車の射程は水水平で百メートルだし、あんな放射性物質が満ちているところへ防護衣もなしに近寄れたものじゃない。事実、見事に失敗しました。私は「警視庁第一機動隊の無念は察するにあまりある」とある本に書いたんですけどね。装備・機材もなしで、できないことをやらされたんだからね。政府首脳は記憶が停止していたがために警視庁第一機動隊を過大評価したんです。

渡辺 学生運動の時代の記憶で国の政治をやられたんじゃたまったものではないですね。

佐々 それから次に自衛隊のヘリコプターが水をいれた容器を積んで、原発上空から水を投下したでしょう。あれも私たちが安田講堂に対してとった戦術です。自衛隊は随分断ったらしいけれど駄目なんですよ。安田講堂の時は放水車では射程がたりなくて屋上に水が届かなかった。彼らは平気で石やら火炎瓶を投げてきましたからね。ならば上から水をかけて催涙ガスを落としたやろうというのでヘリコプターで行ったわけです。ところが失敗しました。ヘリコプターのローターが強烈な風を起こしているから水をまいても正確に屋根には落ちない。それどころか地上で見守っていた警察官たちに降りかかってきた。おかげで私たちも催涙ガスの粉から水からかけられて大変でした。一月十八日ですから寒いんですよ(笑)「俺たちに水をかけるやつがあるか!」「中止! やめやめ!」と言ってやめさせた作戦なんです。これを彼らはやったんですね。どうやら彼らはあの作戦が効果が無くて中止になったことに気付いていないようです。四十年たったいまでも。

渡辺 やられたことだけを覚えていた。佐々さんは失敗したと思っていたけれど彼らには一応効いたのでしょう。

佐々 そうなのでしょうね。彼らなりの経験則で「これだ」と思ったんでしょう。いい作戦だとね。でも、それが失敗していることを我々は知っているわけです。おまけに今回は原発上空でしょう。放射線が強かったし、ホバリングなんかできません。だから飛びながらまいたわけだけれど、水は見当違いな方向にとんでいきました。安田講堂の時は私らも困ってしまってちょうど本郷の消防署が来ていたから手伝ってくれと頼んだんです。高圧放水は彼らのほうがすごいですからね。そうしたら断られました。「うっかり手伝うと本当の火事で出動したときにホースを過激派に切れられたりするから駄目だ」と。私、本郷署長と大げんかしたのですが埒が明かないので、警察庁から消防庁に頼んで正式に命令を出してもらったんです。それで消防車にベニヤ板を張った窓に向けて高圧放水をしてもらったら、ばかっと開くんです。われわれ警察側は感心して「やっぱり消防車の威力にはかなわないな、我が高圧放水車は駄目だね」なんて言っていたんですよ。

 ところが今回の原発事故の対応で、菅政権は私達が失敗した上から二つの方法を第一弾、第二弾と繰り出したわけです。 あれを見て「本卦還りか」と思わず笑ってしまったんだけど、彼らは四十年前の記憶を後生大事に覚えていたわけです。それで、やっと三号機の爆発から三日後になってハイパーレスキュー隊に応援要請をしたわけですが、実は石原慎太郎都知事は当初からハイパーレスキュー隊を派遣していたんですね。ところが官邸や原子力安全・保安員の手順が悪く、また出動途中で一号機が爆発を起こし、状況が変わったこともあり、いったん帰ってきていた。そこに海江田経産相が「速やかにやらなければ処分する」と言ったものだから慎太郎さんが激怒したわけ。「何をいってやがる。俺たちが派遣したのに使わなかったじゃないか」ってね。

 結局ハイパーレスキューの後に出てきた遠距離からピンポイントで水を注入できるコンクリートポンプ車が効いたわけですが、業者は「あれをつかえばいいのに」と最初から行っていたんです。でもその情報は届かなかったわけです。要するに学生時代の経験則だけを頼りに政治を行っているんですよ。しかもそれが正しいと思っている。本当に四十年前で思考が止まってしまっているようです。

 文中で石原さんが激怒したというのは↓

2011年9月16日 石原知事定例会見
http://www.youtube.com/watch?v=DAT5jEjZuSw

海江田万里前経済産業大臣のインタビュー記事について
【知事】最初に私から2つ。東京新聞の海江田(万里)前経済産業大臣のインタビューの記事だけど、この中であの野郎、とんでもないこと言っているんだ。記事読むと、「東京消防庁のハイパーレスキュー隊員に、『速やかにやらなければ処分するぞ』と言ったのは事実か?」「内輪の連絡員がいて、その中でそういう話があったのかもしれない。消防庁は何度も行って、途中で戻ってきたりした、もっと頑張ってもらいたかったという思いはある」。

何だこりゃ、一体。とんでもない話だ。消防庁の名誉のためにも言いますが、こんな嘘つきがよく大臣していられたと思う。そもそものいきさつは、ある夜、あの(福島第一原発の)爆発が起こってから、阿久津(幸彦 前内閣府大臣政務官)というのは前、私の秘書もしていた、今、民主党に行って、国会議員になって、当時は菅(直人)総理の側近中の側近だったそうだ。その男から電話かかってきて、「警察の放水車をぜひ、福島の原発に送ってもらいたい、お願いします。そのことで5分後に総理から電話かかりますから受けていただけますか」と言うから、「天下の総理大臣閣下からかかってきた電話受けないわけはないだろうに。しかし、テレビにも出ていたけれど、警察の放水車なんか持っていったって役に立たない、仰角が低くて。あんなのは、デモを追い払うためのようなもので、ハイパーレスキュー持って行かなければしようがないんじゃないか」と言ったら、よく分からない。ここら辺が事に対する知識が足りない一つの証左。

まあ、これは下っ端だ。5分後、待っていたら、菅から電話かかってきました。「依頼してもなかなか、ハイパーレスキュー隊が行ってくれないんで、事が事なだけに、危険もあるだろうけれども、躊躇(ちゅうちょ)しないで、ぜひ行ってもらいたい」と言うから、それはけしからん話だなと、東京消防庁の総監を呼びましたら、「とんでもございません」と、「今朝、内閣の筋から依頼があって、早朝出かけました」と。「約束した場で3時間、4時間待ったけれど、迎えが来ない、どこにいていいか分からない。現場は混乱していて、3時間以上待っていたけれども、どこへ連絡しても分からないというんで、仕方ないから戻ってきました」と言う。ばかな話よ、これ。

また、菅から電話かかってきたんで、事情はこうだったんで、「あなた、それ知っているの」と言ったら、「いや、全くわかりません、そうですか、ぜひ、お願いします」と言うから、次の日にきちんと連絡させて、迎えの所に行って、今度は迎えが来たらしい。それで行って、5時から放水を始めようとしたら、なかなか、現場が混乱して、すぐに放水できないんです。そしたら、「早くしろ、早くしろ」と電話が官邸からかかってきた。現場へ行ってみなければ分からないだろうから、「いや、あまり慌てるな」と、「行った限りちゃんとやるんだから、みんな水杯で出かけていっているんだ」と言って、7時頃から放水が始まった。

みんな、水杯で交わして行きました。先発隊の隊長が戻って、聞いたら、「事が事なだけに、私は、隊員たちの奥さんと子供たちにも申しわけないと思って出かけました」と。本当に水杯交わして行った。それで第二次隊が行った。第二次隊も、隊長に聞きましたら、やっている最中に、5時間か4時間放水すると、機械が焼けてきて出来ない。一旦、給水をやめたら、「ぐずぐずせずに続けてやれ」と。「それは機械の都合でできないんです」と言ったら、「言うことを聞かなかったら処分するぞ」と言われたんで、仕方なしに続けまして、機械が壊れて、1台パーになりましたと。私はそれを聞いて、激怒したんだ。それで官邸に電話して、「君に直接会いたいから」と菅に言ったら、「いや、5時から大事な会議が始まります」と。「それまでに十分間に合うから、立ち話でいいから俺の話を聞け」と。「俺は、君がそれをしないんだったら、あまりそういうことはしたくないけれど、官邸で俺は自分勝手な記者会見をするぞ」と言ったら、菅、会ったよ。5時の会議の前に。

それで、「これこれしかじかで、命がけで出かけている人間たちに、言うことを聞かなかったら、機械の都合もある、それを無視して、処分するとは何だ」と、「これ君が言ったのか、誰が言ったんだ」と言ったら、「私は知りません」と。「調べてはっきりさせろ」と言ったら、次の日に、海江田が記者会見して、にやにや笑いながら、「どうも、私が言ったことで誤解を招いて申しわけございません」と、そのとき言ったんだろ、彼。それが今になって何だよ、これは一体。「消防はぐずぐずして、何とかしないけれど、もっと頑張ってもらいたいとそういう思いで言った」と、「俺が言ったんじゃない、誰かが言った」という、今頃になって、何か知らないけれど、本当に嘘つきというか、安っぽいやつだなと思いました。 

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2012年1月23日 (月)

芥川賞②

>いすけ屋さん

  こんにちわ。
 会見を見ましたが、恐らく田中さん精一杯の照れ隠しのように感じましたね。嫌みの部分を除けば、ウィットに富んだ才能ある方だと思います。
 とは言え、社会人を一度も経験してない人の小説って、SFですら嫌いな私には、読む気がしません。もっとも、ノンフィクションでは芥川賞は取れないでしょうけど・・・。
 最近は、新聞記事ですらフィクション記事が多くて、ますますそっちに傾いてゆきます。


図書館で田中さんの小説を借りました。短編三つ収録されていて、その内の一編を読みました。中学生の頃に、家にあったので石原さんの『太陽の季節』を読んだ事があります。女性でこの小説が好きという人は少ないと思いましたし、今でも石原さんのイメージと小説が符合しません。田原総一朗さんが作家志望だったが、石原さんの小説に衝撃を受けて作家を断念したとか聞きましたが、これもよく分かりません。まぁ早い話、どうも私には芥川賞を理解する能力がないと改めて確認しました。

それで逆転の発想で小説には下記のように書いてみました。

曾根崎が
「それにしてもタユウ君はまだ中学生なのに、天地人、四柱推命に通じているようだが、苦手はないの」といった。百合子は
「弟は芥川賞が分からないというんです。そもそも純文学っていう定義が分からないといいます。文学に純粋と不純はない。あるのは精神科学か精神汚染かだけだといいます」

「どういう意味なの」石川が言った。
「今日のように本音で話し合うと脳は活性化しますよね。しかし国会答弁見て賢くなる国民は一人もない。寧ろ政治が嫌になり、政治家が嫌いにならしめる国策番組だといいます。その猿芝居を格調高く放映するから真面目な日本人から腐っていく。芥川賞現象もそれだといいます」

「なるほど、自分の人生を反映したリアリティがないね つまり心身性。心と身体、そういったものがない。受賞した男が断るのが筋だが、断ったってきいて気の小さい選考委員が倒れて都政が混乱するのも忍びない都知事閣下と東京都民各位の為に貰っといてやるといった。『皮肉っぽくていいじゃないか』といったがその後で馬鹿馬鹿しくなって選考委員を下りたんだが」真澄が
「そもそも、小説の売上が落ちる二月と八月にテコ入れする為に菊池寛が売上を延ばす為の手段に芥川賞を創設したんですよね。純文学と銘打っているけど実は商魂が原点だった訳です」渡瀬が
「賞を獲ると随分違うの」真澄が
「通常、純文学は6千から8千冊が相場ですが芥川賞を獲ると5万。直木賞は1万から2万が20万冊さばけます」
「直木賞の方が売れているのに扱いは横綱に対する関脇扱いなんだね」
「民主党と同じで、つまり国民の人気投票とはかけ離れた価値観で決まっている気色悪さがあるというのか」と曾根崎がいった。真澄が
「芸能人が書いた小説が賞を獲った。その人は芸名でなく本名で投稿した。獲ってから芸能人だったとしてマスコミに脚光を浴びて本は売れました。そのとき賞金は返上したというんですが、額面通りとっていいものかどうか分からないと思いますね」百合子が
「何しろ教科書も左翼で蒋介石は『チャン・チェ・シー』と覚えさせられ、朝鮮の将軍を覚えさせられるような違和感。直接関係ない話ですが、例えば弟は学習塾にいっていませんが、今、学習塾では中間、期末試験を塾が塾生から集めて、それを翌年に事前に教えて勉強させます。教員は流出していることを知っていても、罪の意識は感じずに放置しています。何のことはない。塾で勉強している最大は事前に試験問題を巻かれる為の塾費という事です」真澄が
「教師は公平を期す為に去年の問題から変えようとはしないの。確信犯?」
「確信犯だと思いますよ。だって試験問題に非転載と書いてあるものがあるといいます。それって、裏を返せば転載すれば御利益があるという表明ですから。結局、塾に行けない子は最初から八百長が罷り通っている事を知っていてもどうすることも出来ない。泣き寝入りするしかないという訳です」

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2012年1月22日 (日)

留魂録

 小沢一郎閣下、民主党初代・鳩山総理、二代目・菅総理、これは謂わば、現代の日本の三賢人です。そうであれば、否が応でも珠玉の一言や琴線に触れる言葉は見いだせるものです。何しろ、ほとばしる英知の方々であるのですから。しかし、聞こえてきたのは恨み言、責任の回避、自画自賛だらけでした。

  吉田松陰先生は、『留魂録』を書いています。松陰先生は1859年(安政6年)処刑前に獄中で松下村塾の門弟の為に書いた遺書で『留魂録』は松下村塾門下生の間で読まれ語り継がれ、もしかして『留魂録』がなければ身分に捕らわれない草莽崛起の奇兵隊起きなかったかもしれないという松陰門下が志士になった源泉の書です。

……今日、私が死を目前に平安な心境で春夏秋冬の四季の循環を考えている。私は三十歳(満29)で逝くが、未だ一つも成し遂げず。それは育てた穀物が花を咲かせず、それは、実をつけなかった事に似ている。だが、私自身は、やはり花咲き実りを迎えた今なのである。人間には、それぞれ、相応しい春夏秋冬がある。十歳にして死ぬ者でも、おのずから四季がある。二十歳の者であれば二十歳の四季が、三十歳には三十歳の四季が。同志の諸君の中に、私のささやかな真心を憐み、受け継いでやろうという人がいれば、それは、まかれた種子のように絶えずに、穀物が年々実っていくように、収穫が起きるであろう。

……一言半句、恨み節、恨み言を書いていません。自画自賛もしていません。

お三人のトロイカ聖人に吉田松陰先生の遺訓を送りたいと思います。

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至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり
(至誠をもって対すれば動かすことができないものはない)

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志を立ててもって万事の源となす
(何事も志がなければならない。志を立てることが全ての源となる)

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志士は溝壑に在るを忘れず
(志ある人は、その実現のためには、溝や谷に落ちて屍(しかばね)をさらしても構わないと常に覚悟しているものだ)

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己に真の志あれば、無志はおのずから引き去る。恐るるにたりず
(自分に真の志があれば、無志(虫)は自ら引き下がるものだ)

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凡そ生れて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし
(人として生まれてきた以上、動物とは違わなければならない。人間は道徳を知り、行なわなければ人間とは言えない)

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体は私なり、心は公なり。 私を役して公に殉(したが)う者を大人(たいじん)と為し 公を役して私に殉う者を小人と為す。
(私を使役して、道を行なうことに心がける者が大人であり、反対に、私の欲望を満足させる事を目的とするものは小人である)

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人賢愚ありと雖(いえど)も各々十二の才能なきはなし 湊合して大成する時は必ず全備する所あらん
(人には能力の違いはあるけれども、誰にも長所はあるものである。その長所を伸ばしていけば必ず立派な人になれるであろう)

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「嘗て、吉田松陰先生に「男児たるものどう生き、どう死ねばよいのか」と問われた。その時、先生は
『死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし』と説かれた。死んでも志が残るものであれば、いつでも死ねばよい。生きて大事を為せるならば、いつまでも生きてそれをやればよいといったと考えられる。

 松陰先生の人生観は同時に死生観であった。命をかけるといって私利私欲で死んだ人はいても、国のために死んだ政治家はいない。最早、日本男児の政治家を民主党に探すこと、極めて困難なり。

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