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2008年4月24日 (木)

その時、歴史は動いた~人間は尊敬すべきものだ~ 全国水平社・差別との闘いを観て③

番組の中で一人の女性が紹介されていました。広島県に住む被差別部落民出身の井上ハツミさんは自分の体験を文章にすることで差別が如何に人を貶めるかいう事を伝えていきたいと考えています。今から20年前、当時交際していた男性との間の子供を身籠もった井上さんは男性にその事を伝えたのですが「今迄のことは無かったことにしよう。お前らの家柄は悪いしな、悪く思うなよ」と言われてしまいます。一人で男の子を出産した井上産は2ヶ月後連絡があり男性と会います。初めて我が子を抱いた男性は「母子で東京にこれないか。ここには帰って来れないが」というのですが井上さんは自分たちを差別し続けた男性を愛せなくなってきたので断ったそうです。その後、子供が亡くなり50年経ちました。ある日、男性から電話がかかってきて「子供の写真を送って欲しい。共通の友人を通じて近況は知っていた。この世で俺の子は一人だけだった。我が子さえ差別した俺は罰が当たった。あの世で子供を抱ける父親になれるよう頑張るからな」と電話口で鳴きながら語り男性は半年後、亡くなりました。

井上さんは「差別はされた方も差別した方も共に傷つけます。差別は醜い」と話していました。親子の間さえさいてしまう程の恐ろしさを差別は持っているのだと実感しました。

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