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2008年4月26日 (土)

その時、歴史は動いた~人間は尊敬すべきものだ~ 全国水平社・差別との闘いを観て④

ある部落民出身の女性が故郷を離れ出自を隠して暮らしていました。彼女はやがて結婚し教員となりました。ところがある日、被差別部落民出身であることが周囲に知られてしまい、彼女は職場を負われます。夫から「血が穢れる」とだけ言われ離縁されてしまいます。2ヶ月後、失意の中で一通の遺書を遺し自殺しました。「何という一生の恥辱でしょう。私達の血管を流れるこの赤い赤い血はそんなに汚らわしい物なのでしょうか」 

西光万吉は「全国に散在する特殊部落民よ団結せよ。我々が穢多であることを誇りうる時がきたのだ。人の世に熱あれ人間に光りあれ」と訴えました。水平社が誕生したことで全国にいる部落民の人々が団結します。

1933年、香川県で結婚を前提に女性と暮らしていた男性が逮捕されました。青年が部落民であることを女性に隠していたので誘拐だというのです。司法は有罪判決を下し、これに対して水平社は4万人が集会に集結し司法の場で差別がまかり通ることに対して抗議した結果、判決は覆りませんでしたが被告の仮釈放が勝ち取られました。こうして全国水平社は団結して差別と戦い人間としての権利を主張することが出来るようになりました。

私は差別はいけないと高らかに宣言できる様な人間ではありません。最初は区別だと思っていた物が有利不利によって差別する側とされる側に分かれ長い年月に憎しみに変わり、それが国と国なら戦争ということになる。それが人類発祥の時から現在に至るまでの戦争の歴史だと思っているからです。よって「差別をするな」と言って「申し訳ありません。差別していました」と和解するのは困難で現時点では、その途中過程にあると思います。私の抱いている疑問という記事を読んで頂くと分かると思いますが目に見えない差別は、まだまだあります。例えばコンビニかスーパーで100円の商品を万引きすれば警察に連行されます。しかし公務員でありながら国民の財産である年金を使いたい放題、いい加減な名寄せをしていても社保庁の人は誰一人として捕まっていません。本来、公務員は国のため国民の為に尽くすものなのではないでしょうか。

ライブドア事件の時には特捜が動きましたが社保庁の時は金融庁も特捜も動きません。彼らを裁くのは宇宙警察か宇宙裁判局にでも頼まなければ解決できないのでしょうか。それにしても、この公務員と民間人の差は間違いなく差別だと思っています。差別されている側が、それを立証して差別している人達の方が世の中に害をもたらしていると明らかにしていくことが重要なのではないかと考えます。

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