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2008年4月26日 (土)

朝まで生テレビをみて感じたこと

<朝まで生テレビの今回の主旨>

若年層の格差は「フリーター」、「ニート」、「ネットカフェ難民」などと表現される存在として定着し、拡大しているのが現実です。2007年度「労働力調査」によれば、年収200万円未満の労働者は正規、非正規雇用の合計で1700万人以上いるとされています。いわゆる「ワーキングプア」と呼ばれる層です。90年代まで日本は「一億総中流」と評されてきましたが、今ここに来て「新たな貧困」という社会問題に直面している状況にあります。

<私の感想>

この番組をみてすべてをまとめられるほどの力量はありませんが感じたことがあるので記したいと思います。

今、年収200万円以下のワーキングプア層が1023万人をいるとのことでした。これに対し森永卓郎さんが「ゴールドマンサックス社の平均年収は7500万だ」といっていました。社員は約1100人ですから825億円がゴールドマンサックス社の人件費となります。日本を代表するトヨタの役員は平均年収7023万(2004年)ですので、かなり高額です。トヨタは自動車という商品で世界に貢献していますが結果においてゴールドマンサックス社および金融機関とはラーメン一つ、大根一つ生産しているわけではありません。右にあるお金を左に動かして、左に動かしたお金を商品相場に持っていき、また株式に戻すといった事を繰り返して利益を生み出しています。時々、行列のできるラーメン屋さんの特集がありますが繁盛店がある裏側には人気のないラーメン屋さんがつぶれている現状があります。ということは日本国内のパイでは総売り上げは、ほぼ変わらない筈です。

この総額850億円という人件費を米国市場で儲けていたら米国の個人投資家を損させることになります。よってゴールドマンサックス社は世界の市場で高いところを売りたたき、主にカラ売りで利益を出しているのだと考えます。何故なら自国の株価を空売りすることは出来るようで出来ないのはアメリカにいる個人投資家・事業法人を敵に回すことは得策ではないからです。よって社員一人当たり7500万、その3倍以上は海外で儲け居る、特に日本はその一番のターゲットではないかと思っています。

堀紘一さんが「ソフトはインドにはかなわない。彼らは英語がしゃべれて数学に強い。アメリカの金融工学にも日本は適わない。何故なら日本人は金というものを粗末にするわけではないが崇拝もしていない。アメリカの拝金主義とは異なる。そうなるとものづくりで生き残るよりほかない。日本人の特質はコツコツと着実に進む能力と和をもって尊しとなすチームワークが長所だから、これを最大に生かせるものはものづくりだ」といっていたのが印象的でした。山谷ブルースという歌がありますが、この歌はものづくり日本のワークソングかも知れません。

さて日本は戦争放棄をしている国です。良いか悪いかは別として日本人として生まれた以上「戦争はしない」という見えない誓約書に誓っている国民です。ソフト産業は他国に任せると有事の場合、利用されるかもしれません。その点、日本人の作ったソフトであれば戦争に利用されることがないという事を世界に大いにアピールしてものづくりもさる事ながらソフト大国になるべきだと思っています。確かにインド人は優秀ですがインド式算数を見ると数列の配列を暗記して覚えさせたりしていますが、それは論理的ではないと思います。日本には算盤というツールがあります。子供たちにPCスキルをつけさせインド人に負けるのであれば仕方ありませんが、そうした試みも一切せず、はなから敵わないとするのは時期早尚ではないでしょうか。

堀さんに対し観覧者のワーキングプア状態の人が言っていた「誰がスキルがないと決め付けているのか」という言葉を私も感じました。何故なら300年前の江戸期、大坂の堂島には世界で最初の先物取引市場が成立していました。私たち日本人には、こうした先人のDNAが受け継がれているのです。教育もせずに結論を語るのはもっての他だと思います。

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