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2008年5月13日 (火)

中国四川で大地震①

中国四川省で地震が発生、1万人死亡しました。まだ生き埋めに成っている人も居て被害は拡大する見通しです。

必要なものは残され必要でないものは廃れていきますから千年も二千年にもわたって現代に伝わっているものは真理を含んでいると思っています。古来、中国の帝王は天変地異や飢饉などの災厄が重なると、「朕(ちん)の不徳のいたすところ」と言って退位あるいは年号を改めました。さて今年、中国は正念場の年となりました。三ヶ月(87日)を切ったオリンピックは正に、その象徴です。しかし人知の及ばない天の摂理が中国に味方しません。それが昨日あった中国の大地震です。よりによって何故この時期なのでしょうか。果たして人災が天災を招くのか、天災が人災を招くのか。

「私は運がいい」とか「運が悪い」という言葉を使わない人は恐らくいないと思います。よって人の集合体である国にも国運というものがあるのではないでしょうか。結論から言うと私は人災が天災を招くのだと思っています。以前も書きましたが漢字の成り立ちというものは全て天の視点から出来ていると故・白川教授の著書によって明らかになってきました。(知るを楽しむをみて<漢字に遊んだ巨人>で白川教授について書いています)つまり古来から中国の思想の中には全てのことは天の摂理で決済されているというものがあり中国の帝王が天変地異があると潔く退いたのではないかと考えます。さて、そういう最中であっても聖火リレーは中国国内を回っているとの事。これは明らかに祖先の魂・観念を無視した行為だと思います。その結果、更に事が悪化して北京五輪は暗雲が立ち込めているような気がしてなりません。

<参考>北京五輪組織委員会の広報担当者は13日に北京で開いた記者会見で、中国・四川大地震で死者を出した四川省など7省と重慶市などで今月末から7月上旬にかけて行われる同五輪の聖火リレーについて「現段階では予定通り行う方針だ」と述べた。担当者は「政府などから今のところ(計画変更を指示する)通知は届いていない」と説明した。 今月から中国国内ルートに入った聖火リレーは死者の出ている湖北省に月末に入り、来月7日から雲南、貴州両省を経て13、14日に重慶市で実施する予定。15日-18日は被害の大きい綿陽や成都など四川省内の7都市を回ることになっている。

日本にも「一年の計は元旦にあり」や「始めよければすべてよし」などの諺の様に事が順調に進むときには前触れに吉兆の兆しがあります。何事も乱暴に無理やり攻めようとしても今の時代は民意を無視するとうまくいかない世の中になりました。中国国民も同胞がひどい目にあっているときに聖火リレーをつづける意義と重要性に陰りが生じているのではないでしょうか。一人の心の中に蟠りや不信が芽生えて問題になりませんが何しろ13億の人口ですから、その一人一人が一歩踏み出そうとするのと半歩下がるのとでは同調したとき大きな差になってきます。今、中国は世界各国から非難を浴びていますが愛国心をもって反発したい気持ちともしかすると自分たちが改めなければならないのかもしれないというDNAとの狭間で精神分裂状態が起きているのではないでしょうか。

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