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2008年5月24日 (土)

琴欧洲は運が強いのかも

琴欧洲は二回目の角番の場所でした。13日目で初黒星を喫しました。
やはり、プレッシャーが出てきたのかも知れないと思わせる生彩のない相撲でした。 ここで、朝青龍・白鳳が勝てば、白鳳が二敗・朝青龍が三敗で俄然行方が読めないところでしたが、両者共に負けてしまい

琴欧洲 1敗
白 鳳    3敗

朝青龍  4敗
となり 琴欧洲の優位は昨日より、濃厚となってきました。自分が負けたのに、番付が上位の好敵手が二人共に負けてくれる。これは運が良いとしか云いようがありません。

ところで、異論はあるかも知れませんが、私は織田信長は運の強い人だと思っています。  例えば 信長41歳の時の1575年長篠の合戦。武田勝頼率いる史上最大の騎馬軍団に対し織田・徳川連合軍は種子島と云われた火縄銃(鉄砲)3000挺(最近では1000挺とも)で迎え撃ち勝利しました。しかし、もし雨がこの時
降ったのであれば火縄が湿って火が付きませんから、どうなっていたか分かりません。

余談ですが、この時信長は鉄砲隊を三列に編成させ、連発出来ない弱点を克服し、最初の列が撃つと背後に着き玉を込めている間に二番目が撃つ。そして先頭になったときに又撃つ事を繰り返し武田軍を機関銃のように撃ったというのは江戸時代初期のベストセラーであった『信長記』を、明治になって日本陸軍が採用したらしくそれが現代に伝わって居るらしいです。当時の火縄銃では、そうした芸当は出来なかったとのこと。

さて、そこから更に遡る15年前、信長26の時今川義元(駿河25000人)を滅ぼした1560年の『桶狭間の戦い』では嵐のような雨が降り続け2500人という弱小の信長軍のデメリットをメリットに変えるという競馬で云うなら考えられない大穴。野球で云うのなら今川チーム7対0を9回ツーアウトからヒット、ホームランで繋ぎ逆転するという、まさに大奇跡を起こしました。  海音寺潮五郎さんが書いた『天と地と』の中で、氏は「戦国の軍団で一番強かったのは武田か上杉に違いない。何故なら寒冷地の人は、それだけで温かい国の人より強い」と云っていましたが、信長が生涯恐れたのは。武田と上杉でした。さしもの信長も両者だけには、恭順の意を表しています。しかし、

1521年生誕 武田信玄 1573年死没  享年52歳
1530年生誕 上杉謙信 1578年死没  享年48歳
1534年生誕 織田信長 1582年死没 享年48歳

信長より13歳上の信玄が死に、その5年後に謙信が死にました。余談ですが、信玄は死に際し武田勝頼に「わしが没したら三年隠せ。もしも何かあれば上杉謙信を頼れ」と云って死んだということです。己の利より常に正義の理を貫いた謙信を認めていた。英雄は英雄を以て知るということでしょうか。きっと信長自身も己の運の強さに驚いていたのではないかと思います。桶狭間で降った雨は信玄の死後長篠の合戦では起きず。頭を悩ませていた謙信も自ら逝ってくれたのですから。

しかし、そこから信長の運命は湿りがちになっていきます。『我こそは天に選ばれし男』であると思いだしたからかも知れません。幻の安土桃山城が最近、CG(コンピュータグラフィック)で蘇っていますが信長は京から天皇の御所を移しそれを自らは天守閣(城の一番高いところ)から見下ろそうとしていたという説もあるほどです。

信長は運の良い人と書きました。すると明智光秀を知らないのかと言われそうですが「運が良い悪い」とは云っても殆どの人が何故、運が良いのか、運が悪いのかは考えません。しかし、全てのことは因・縁・果の法則の上にあり、万有一切の事は、超科学的に産み出されていると思っています。よって信長の身の程知らずの自惚れの傲り高ぶりを天は許さなくなったと捉えます。腹心の部下に裏切られる人が名君とは云えません。秀吉も絶頂期から転落して、甥・秀次とその一族を殺したところから、天意が味方しなくなりました。秀吉の朝鮮出兵は、現代でもその後遺症の尾を引きずり続けています。

話が琴欧洲から飛躍しましたが、運が如何に強くても『勝って兜の緒を締めよ』ということで、お話を締めさせて頂きます。 お後が宜しいようで、これは落語でしたっけ。

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