« 地球 ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』 ① | トップページ | 地球ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』③ »

2008年6月24日 (火)

地球ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』②

①について

サイよりも大きく力の強い生き物はゾウしかいません。死体のまわりにはゾウの丸い足跡も残されていたため、公園の担当者は近くにいたゾウを撃ち殺しました。すると、ぴたりと事件は収まりましたが、1年ほどのち、再びサイがゾウに殺され始めました。サイを襲ったゾウは複数いて全てが若いオスでした。彼らは大人の年齢に達するよりも遥かに早い時期に性的に成熟してしまい暴れていたのでした。

ゾウは何とサイを襲っていました。その原因は野生動物国立公園をつくり宿泊施設を充実させ観光収入を得ようとしました。それにはゾウが一番の目玉です。ところが数が少なすぎました。そこで他の群れからゾウをつれて来ることにしたのですが大人のゾウを捕獲する技術がありませんでした。そこで大人ほどの子ゾウを捕らえ車に乗せればよいと考えました。そこで母親を子ゾウの前で撃ち殺したのですが子ゾウは殺された母親から離れようとはしません。そして子供のゾウを母親の死体に縛り付け逃げられないようにしました。その事が子供のゾウに計り知れないショックを与えるとは思ってもいませんでした。

遠くへ運ばれた子ゾウたちは教育(ゾウとして生きていく術)もなく見知らぬ草原に放置しました。ゾウの社会的な営みを一切教わらずに子ゾウたちは大きくなっていきましたが、その後明らかに後遺症が出てきました。ゾウの社会を人間の身勝手で崩壊させていた訳です。トラウマを抱えたまま大人になったはサイに交尾をしようとする狂った行為をしだしサイが逃げると殺しました。そこで何頭かの大人のゾウを新たに捕獲してトラウマのゾウが住むところへ放置したところトラウマのゾウの異常行動は納まりました。

サイを攻撃したゾウたちには早熟な発情という共通点がありました。通常は20代半ばから、30代に見られる発情が18歳と早い時期に起こり、しかもゾウなのにサイと交尾しようとしていた訳です。つまりゾウは交尾する相手さえ見失っていました。

②について

マサイの人々は1974年ケニアのアンボセリが国立公園にするという計画で強制的に立ち退きをさせられました。マサイの人々は怒り不当な扱いを世間にアピールすることを考え、その手段が国立公園のシンボルのゾウを殺すというこというものでした。

牛はマサイの生活の中心です。ミルクや血は食用として糞は漆喰の変わりに小屋の壁に塗って使います。ですからマサイ族にとって牛は命の糧です。そのマサイの人に挑戦するかのようにゾウは数頭で牛を殺しました。まるで「お前達が親を殺すのなら俺たちがお前達の一番重要な牛を殺してやる」といっているかのようです。ウガンダでもケニアでも乱暴を働いていたゾウは過去に人間の暴力を受けていました。

この記事を読んで良かったと思った方はランキングに投票して下さると嬉しいです。

|

« 地球 ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』 ① | トップページ | 地球ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』③ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 地球ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』②:

« 地球 ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』 ① | トップページ | 地球ドラマチック 『象はなぜ殺し屋になったのか』③ »