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2017年8月10日 (木)

移民受け入れをやめよ

先ずは移民推進派の意見について

「日本は労働人口が減少していくから外国の労働力を取り入れて成長するしかない」

 確かにその通り日本は少子高齢化で徐々に人口が減少していく。しかしここでポイントなのは働き手、所謂「生産年齢人口」が急速に減っていくのに対し「日本全体の人口」は毎年減っても0.2%で殆ど変わらないという点だ。

 生産年齢人口とは15歳~64歳までを含み労働力の中核を担う人達である。簡単にいえばサービスやモノを供給する力で生産年齢人口が減少すれば当然、供給力も減る。一方、日本全体の人口というのは消費者、つまり需要を生み出す力である。老人だろうが赤ちゃんだろうが必ず消費はする。何が言いたいのか

「近い将来日本は需要が供給を上回りインフレギャップが生まれる」ということだ。現在までの不況は供給が需要を上回るデフレ状態で物価と賃金が下がり続けるデフレスパイラルに陥っていた。その悪環境が解消され生産を増やせば儲かる環境へと変わっていく。生産を増やすために企業は人を雇い育成し人材投資に乗り出す。更に設備投資で最新の機械を揃えたり工場を増やしたりと生産性の向上を図っていく。 次にこういった反論が出てくる。

「生産性を高めるというが日本は人件費が高いから製品を作る場合、人件費が安い国にコストでは太刀打ちできない。海外生産に移ってしまう」

  これは典型的な日本の成長=輸出の増加と思い込んでいるもので日本の製造業がグローバル企業として世界に輸出するときの話である。 確かに市場をクローバルで捉えれば日本が勝つ事は難しいし実際に海外生産に移る企業も多い。

 しかしここで話しているのは日本国内の話であり日本でモノを売るときは日本人の給料も高いのだから高くていいのである。   

 何故なら日本のGDPの内訳は内需が85%(国内消費)外需が15%(輸出)で圧倒的な内需大国だからだ。

 そもそも日本の自動車や家電製品の輸出の合計額はGDP比で精々2%、耐久消費財の輸出が少し伸びたところで日本経済の成長に殆ど寄与しない。因みに輸出の内訳は5割が資本財(半導体の原材料)、2割弱を工業用原料が占めており自動車や家電製品は2割ほどしかない。

 実際に日本は高度経済成長以降、輸出の拡大とともに輸入も拡大してきた。  日本の成長は輸出が中心というのは大間違い、GDP成長の裏で輸出から輸入を引いた貿易収支はほとんど増加しておらず、寧ろ原発停止による火力発電のフル稼働で4兆ほど燃料費が嵩み貿易収支は赤字になっている。  

 これは日本が内需、国内の消費や投資により経済成長を達成してきたということであり、この失われた20年の原因がデフレによる国内消費・投資の減少という証左である。

 ところが大量の移民が日本に入ってきた場合どうなるのか。当然労働者不足による供給量の減少は起きず低賃金で働いてくれる彼らはデフレ促進の卵だ。政府は現在までまともなデフレ対策を打てなかったのだから言うに及ばず経済成長など夢の又夢、経済、精神ともに疲弊していくだろう。既に外国人技能実習生という形で移民は入ってきている。これ以上は絶対に拒否しなくてはいけない。

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コメント

久しぶりです。同級生のしみちょろです、覚えていますか?
文通が途絶えてしまって、月日が経っていつの間にか大人になっていました…
何度か登録している様々なSNSで名前を検索してみたけれどヒットせず…今日ふとまた思い出して簿記検定というワードも一緒に検索してみたら思いがけず此処を見つけたよ!いつの間にか作家デビューしていたんだね、おめでとう。
懐かしい写真を見て、あの頃のやっこにまた会えた気がして嬉しいです。
メッセージを送るところが分からず、コメントしました。やっこが読んでくれることを祈って。

投稿: しみちょろ | 2017年8月10日 (木) 23時20分

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