« 元日 | トップページ | アラブの春 »

2018年1月 2日 (火)

アラビアのロレンス

 
 昨日イギリスは二枚舌でアラブ人を騙したと書いた。その映画がアラビアのロレンスである。             
 

 この映画は世界的に大ヒットしロングランになった。ロレンスを演じたピーター・オトゥールは時の人なり正義の味方になった。ロレンスを演じたピーターは身長188センチ、だが実際のロレンスは166センチであったように虚像が実像になって、ロレンスは正義の人となっていった。そのことでロレンスは苦しんだ。何しろロレンスは正義を為したのではない。イギリスのいち将校として任務したにすぎない。

 つまりイギリスの二枚舌、三枚舌でオスマントルコをだましたことを当初から分かっていた。メディアから追いかけられても次第に苦痛を感じるようになりオートバイの事故で死んだ。享年46。

 中東の地図は今でこそ境界線にばらつきがあるが英、仏、ソがそれまで見向きもしなかった中東に「燃える水」つまり石油が出ると知り石炭より石油の時代だと英仏ソの白人キリスト教国がアラブの石油のイスラム教の利権に集って、1916年サイクスピコ協定(イギリスの中東専門家マーク・サイクス とフランスの外交官フランソワ・ジョルジュ=ピコによって原案が作成されたのでこの名がついた)で勝手にアラブ、ペルシャの国を定規で引いて分割した。

 悪意の果ての悪行は悪因縁となり七代祟る。それが現代に如実である。白人キリスト教国に靡かないのはそのせいである。


人気ブログランキングへ 

|

« 元日 | トップページ | アラブの春 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 元日 | トップページ | アラブの春 »