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2018年1月 3日 (水)

アラブの春

 革命とは被支配階級が支配階級から権力を奪い、政治や経済・社会体制を根本的に変革することをいう。それでいえば幕末志士の明治維新は革命ではない。何故なら権力側の武士階級から勤王が現れ徳川を倒すと髷を落とし武士を捨て自ら平民になった今風にいえば構造改革である。
 本論に入ると憲法一条はその国のアイデンティティ、国家民族の一番の基本を核、これを国体状況という。アメリカなら議会制民主主義の基本原理を書いている。中国なら共産党独裁社会主義国家をいい。アラブの国は我が国の宗教はイスラムであるといっている。
 日本の憲法一条、天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。左翼は護憲だというが彼らは憲法一条を守るどころか、卑下している。それは兎も角、中東問題はアフリカにも飛び火し2010年チュニジアでのジャスミン革命、2011年エジプト革命。面倒だからとこの一連を「エジプトの春」といった。これらの背景にはネットユザーの情報やりとりがあってインターネット革命ともいわれる。
 それはともかくそれから7年「アラブの春」どころか「アラブの嵐」の幕開けだった。これで分かるようにこの裏にはホワイト、白人、アングロサクソンの陰がある。1968年の頃、プラハの春、チェコスロバキアの変革運動がおきたがソビエト連邦軍主導のワルシャワ条約機構軍、といっても実質ソ連軍がチェコスロヴァキヤに軍事介入して戒厳令を敷きプラハの春は崩壊させられた。「春」は民主化を象徴する言葉で、だからホワイト、アングロサクソン軍団は、アラブの春といった。アメリカの国是はアメリカなら議会制民主主義だが手っ取り早く言えば、個人勝手主義を自由という名で言い繕っているだけ。
 しかしイスラム教はみんなで戒律を守り、一人では苦痛のラマダン(断食)もみんなで共に耐えることで乗り越えようとする集団である。キリスト民主主義のアメリカが如何に力の行使をしても、彼らは日本人のように過去を水に流さない。2018中東がら眼が離せなくなってきている。

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