« アメリカは二正面戦ができるのか | トップページ | 独裁者と粛正① »

2018年1月 8日 (月)

金正恩に冷や水を浴びせる

 例えばズブの素人の家系から日本の総理を目指すとすれば兎も角メディアで名を売る。古くはコロンビア・トップという漫才師、近年では歌手の三原じゅん子さん、橋本聖子さんはスピードスケート、丸山和也、橋下徹さんは弁護士でメディアで名を売って政治家になった。
 彼らは政治家志望ではなかったが売れると各政党から議員になってくださいと勧誘が来る。野球の野村夫人、野村沙知代という人までその気になった。その点世襲議員は地盤(講演会組織)看板(知名度)鞄(選挙資金)一個人に一つ政治資金管理団体がついて非課税で相続できるから小泉家などは3代目、故・鳩山邦夫家は4代目である。こうなるともう殆ど公家政治である。世襲は努力なしで議員になれる。それで平成になって17人総理が出たが本質的に世襲総理である。
 プロ野球でも芸能界でも二世、三世は有利だが実力がなければ生き残れない。梨園の歌舞伎なら幼少から稽古があるがそれもない。政治家なら特に稽古せずとも楽々生き残れる。つまり実力主義ではないということである。
 さて何がいいたいのか、北の金正恩は将軍様に何故なれたのか。それは金正日の息子だからである。儒教の国だから本来は長男相続で殺された金正男(キム・ジョンナム)が将軍様になるところだったが、金正男は日本へもスイスにも金があって、世界を見聞し北朝鮮が如何に世界の常識から逸脱しているかを知り金正日に苦言を呈した。それが金正日の逆鱗に触れ、金正日は本命の金正男ではなく正妻の子ではない3男、金正恩を後継者とした。
 まぁなんといったらいいのか、兄貴がまともだったから将軍になれたラッキー、悪因縁の塊というべき存在でしかない。父親の金正日が死んだとき金正日の側近は棺を担いだが今はその顔がない。金正恩が「あっ今お前、俺の前であくびした。死刑」まもなく裏庭で高射砲(機関銃)の銃声音が轟く。こうなると「ご乱心召されるな」という重鎮などまずいない。くわばら、くわばらとばかり
「金正恩様のお考えは神の如く。私の意見など月とスッポンで御座いまする」「月様がスッポンの私くしめに聞いてどうしますか」と逃げの一手ばかり。
 一方トランプは大統領として良いのか悪いのか実は分からない。だがブレーンまでおかしいということはない。現にトランプの側近はトランプ批判をしている。つまり抑止力が利いているが北は金正恩も側近も無能である。はいそれでエルサレム首都問題で中東が慌ただしくなればアメリカは半島から中東へ視点を移す。
 それはそうだろう半島問題から第三次大戦は起こらないが中東となれば宗教と石油利権がからみ大規模になる可能性がある。すると金正恩はショックだろう。漸くアメリカが北に目を向けだしたの中東へいけば熱くなってきた北のヤカンに氷をぶち込まれたようなもので、ただでさえ錆び付いている羅針盤が錆び始める。そこまでアメリカが考えてエルサレム問題を発したとしたらアメリカは大変なマインドコントロール、メンタリストの国ではあるといっていい。

人気ブログランキングへ 

|

« アメリカは二正面戦ができるのか | トップページ | 独裁者と粛正① »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アメリカは二正面戦ができるのか | トップページ | 独裁者と粛正① »